長距離ランナーへ 脱皮中


何をいまさらとも思うんだけど、じつは昔から長距離走が苦手だった。どちらかといえば短距離走の方が得意だった。つまりもともと瞬発系だったわけで、そのタイプのご多分にもれず、およそのことは何でもすぐ出来る方だった。けれど、どれひとつとして長続きしたためしがなかった。続かないものは、おおむね中途半端に終わる。楽器しかり、外国語しかり。これで味や深みが出たら、かえって可笑しいね。

でも、不思議なこともあるんだよ。人生、なにがキッカケで変わるか分からない。これまでたびたび試みては失敗してきた禁煙が、すでに1年8ヶ月続いている。「禁煙」というより、「その一本を口にしない」を続けているうちに、ニコチン中毒から解放された。もう二度とタバコを口にすることはないでしょう。なにしろご飯がおいしくなったし、とにかく身体がラクになって疲れにくくなったし、睡眠時間が少なくても大丈夫になったからね。

タバコを止めると同時に始めたこのブログも、紆余曲折はあったものの、そして内容の善し悪しはさておいて、おなじく1年8ヶ月続いている。タバコを止めた後に急速に増えた体重を落とすために始めたスロージョグ、こちらも続いている。いまでは、雨が降らない限り、前夜アルコールをたくさん飲んでいない限り、足腰に痛みが出ていない限り、今朝みたいにW杯のような番組がない限り、ほぼ毎日走ることにしている。さらに今年の1月から始めた「はじめての金読本」ブログも、こちらは週1回の更新だけど、大勢の読者に恵まれている。

あれだけ長距離走が苦手で、とにかく続けることが苦手だった僕が、たったひとつ喫煙という習慣を捨て去っただけで、こんなにも変わるものなんだねえ。ま、自慢するようなことでもないけれど、正直、自分で驚いているんだよね。「誰でもできることを、誰も真似できないくらい続けるだけ」を座右の銘にしてる知人がいるけど、そんな気持ちかな、いまは。

もうひとつスロージョグで学んだことは、やっぱり近道なんてないってことだね。月の替わりに、月間走行距離を頭のなかでクリアして、また1からコツコツ走って目安とする月間走行距離に近づけて行く。その繰り返し。すると、走ることが、いつのまにか日常生活に当たり前のように組み込まれて来る。おかげで、いまでは5、6キロのジョグがお散歩感覚になっている。走ろうと思えば、14、5キロまでは大丈夫になったね。いまの僕が遠くへ行くには、こうして続けるほかない。

てなわけで、話は変わるけど、じつは外国語に再入門してみようと、ひそかに思い始めているところ。身に付くかどうかは別問題。近道を求めると、続かなくなるし。ゆっくりじっくり取り組むのみかな、と。

by naomemo | 2010-07-07 09:00