どうも気に入らない時価評価額



NHKBS1を観ていて知ったんだけど、アップルの時価評価額はすでにマイクロソフトを上回ってるんだね。iTunesっていう秀逸な仕組みをテコに、iPod、iPhone、iPadと、矢継ぎ早にヒットを飛ばしてきてるわけだから、好調なのは分かる。僕など、パソコンもマックだし、iPodもiPhoneを利用してるし、多大な恩恵を受けている一人である。

思い起こせば、創業者のスティーブ・ジョブズは、株主から突き上げられて長い間アップルから追い出されていたわけで、それが復帰して、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いまでになろうとうは。これは奇跡というほかない。現代のカリスマと呼ばれても当然だろう。

でも、ちょっと気になることがある。彼はtwitterで、「(アドビの)フラッシュは(ソニーの)ベータと同じ運命を辿る」などと発言したみたり、「これからは、アップル対マイクロソフトじゃない、アップル対グーグルだ」などと吠えてたりしてるのだ。なんとなく、先を急ぎすぎてるように感じられるのだよね。やっぱり身体がよくないんじゃないのかなあ。

それはそれとして、冒頭で触れた「時価評価額」ってのが、どうも気に入らない。企業の価値って、そんなにコロコロと変わるもんじゃないだろう。この考え方を変えないと、株式市場はいつまでも賭場であり続けるんじゃないだろうか。時価会計制度ってやつは、米国の金融が自由化の恩恵を受けて、どんどん肥大化していく時代に考え出されたルールなんだから、そろそろ見直す時期なんじゃないかな。強欲ウィルスの温床になってるんだと思う、これが。

by naomemo | 2010-05-27 09:15