ソブリン口蹄疫、スペインへ。


いよいよスペイン危機が勃発。ユーロ圏は、ソブリン・リスクがパンデミック状態に。これ、「ソブリン口蹄疫」と名付けたいと思う。米国も欧州(とくに南欧)も、日本が90年代に経験した、長く険しい「失われた10年」をこれから歩むことになるのだろう。社会不安も深まっていくだろうから、欧州への旅行もさまざまなリスクを覚悟しなくてはならなくなるね。

そういえば、宮崎の口蹄疫に関連して、種牛を離島や山間部に分散避難させるんだとか。当然の判断だろうと思う。以前「里山のリスクヘッジ」という切り口で、里山の農家の話に触れたけれど、同じ目線 で捉えられることだと思う。未読なら、そちらも読んでみてください。

つまりは、あまりにも生産性重視で、一カ所に牛を集めて、効率的な生育に邁進してきた結果、全滅状態になってしまうということだよね。短期的に良いことが、長期的にはマイナスになりかねないということでもある。一見、非効率に見えても、リスク分散、リスクヘッジの考え方を、里山の知恵に学んで組み込んでいく時期が来てるんだと思っている。

by naomemo | 2010-05-25 08:50