今週の一枚:マドレデウスの「アントロジア」



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そういえば、キネマ旬報では、2009年の洋画ベストテンの1位に「グラントリノ」が選ばれていたね。なぜか、あの作品は、映画業界で、すっごく評判がいいみたいなんだよね。どうしてかな。たぶん、「いま」がしっかり描かれてる、ってことなんだろうな、米国の。でもなあ、たしかに素晴らしい作品には違いないんだけど、1位はないでしょう。ねえ。

そんなこともあったりして、今朝、電車の中でこのブログの映画レビューを読み返していた。昨年一年、どんな映画を観て、どんなことを感じ、どんなことを考えてたんだろうなあって。映画レビューは、このブログの柱の一つなので、けっこうリキを入れてる。だからこそ、ときどき読み返すことで自分の立ち位置が確認できる。これ、ブログをやる最大の効用だと思っている。

でも、もう一ヶ月も映画のこと書いてないなあ…。そのうちに、「そして、私たちは愛に帰る」のことを書きます。ちょっと待ってね。

さて、このところ朝晩、電車の中でベートーヴェンを聴いてるんだけど、今朝は久しぶりにマドレデウスの「アントロジア」をチョイス。で、「今週の一枚」に取り上げることにしました。

「アントロジア」、すなわちベスト盤です。何枚かあるアルバムのなかで、とにかく歌姫テレーザの声を聴きたくなった時は、これをチョイス。悲しい気分を味わいたくなったら、迷うことなく「テレーザを聴きなさい」と言いたい。頭蓋骨の中を千年くらい旅して、ようやく生まれてくるような声、なんである。

by naomemo | 2010-01-22 08:38