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スロージョグを始めてみよう、と。


東京マラソンが始まってから、全国的にランニング・ブームに火がついた感じ。僕の周辺でも、もう何人も走ってて、すでにレースに参加してる者もいる。にわかには信じがたいことだけど、月間500キロ走ってるおバカさんもいるのだ。といいつつ、じつは僕自身もいっとき始めた。でも、右股関節の奥の方にかすかな痛みを感じたので、それを言い訳にして、そそくさと撤退。でも、タバコをやめた後の体重増加に悩む者としては、なんとかランニングに復帰したい気持ちがないわけではなかったんだよね。

そこにひとつのグッド・ニューズが届いたわけ。ささやいたのが天使なのか悪魔なのか判らないんだけど、「スロージョグがいいらしいよ」って。なになに、それ?いろいろ聞いたり調べてみたら、とにかく歩くスピードで走ることが身体にいい、ということなのだ。今年6月にNHKの「ためしてガッテン」でも紹介されて、さらに注目度がアップしたらしい。

走り方は、とても簡単。背筋を伸ばして、少し前方に体重をかけるようにして、歩く速度で、腕をしっかり前後に振りながら、深い呼吸をしながら、踏み込むようにして走る。ただ、それだけ。歩く速度だから、人によって相違はあるだろうけど、まあ、時速5キロから6キロくらいだろうね。とにかく、あえて遅く走ることに意味があるらしい。で、肝心の効果として、どんなものがあるかといえば。

まず、歩く速度でゆっくり走ることで、遅筋(持久力系の筋肉)が強化される。そして、休眠状態にある毛細血管が活動を再開する、つまり毛細血管が増加する。それで、これまで行き渡っていなかった身体の隅々にまで、酸素や栄養が運ばれるようになるという。体内が酸欠になりにくく、筋肉も丈夫になる。これが速く走ってしまうと、速筋(瞬発力系の筋肉)が使われてしまうので、強化したい肝心の遅筋が鍛えられなくなるそうだ。

また、歩く速度でゆっくり走るということは、血液中に疲労物質や乳酸が溜まりにくいってことでもあるから、スロージョグでだんだん走る脚が出来上がってくると、しらずしらずのうちに長距離を走ることができるようになるという。疲れにくいから長く走れる、長く走れるから脚の出来上がりが早い、という好循環になるってことだね。

さらに、歩く速度とはいえ、走ることに違いないから、消費エネルギーはウォーキングに比べて圧倒的に多く、糖や脂肪が効率よく消費されるそうだ。しかも、あくまでスローなので、ケガをしにくく、長く続けられる、と。

ほかにも、まだ、ある。理由は分かっていないところがあるらしいけど、スロージョグは、判断力、決断力、記憶力にかかわる前頭前野部位の脳機能を活性化させるそうだ。ジョグで萎縮していた高齢者の脳の一部が大きくなった例も報告されているという。

なんだか、話しを聞いてると、いいことづくめである。ほんとかな?マユツバじゃないの?でも、直感的に、なんとなくよさそうな感じ。「ゆっくり走る」ってのが、いまの時代に合っているような気もするしね。

僕自身は日頃6キロほどのスピードでスタスタ歩いているけれど、遅く走ることがそれほどいいというなら、あえてスピードを5キロほどに落として始めてみようかな。じつはですね、すでに先週の土曜日、スポーツクラブのランニングマシーンを時速5キロに設定して、トライしてみた。マシンの上を歩くのと違って、ビックリするほど大量に汗が吹き出してくる。しかし、その割にシンドクもなく、拍子抜けするほど軽々と30分ほど走れちゃいました。どれほどの効果が現れるか分からないけれど、とりあえず休日だけでも続けてみようと思います。

乞うご期待。ん?誰も期待なんかしてないか。

by naomemo | 2009-11-10 08:17