これもいいなあ


このシモーン・ホワイトの"Never Be That Tough"って曲もええどすなあ。アニメに登場するクマさん、ちょっとエッチな雰囲気も醸し出していて、そしてもちろんワイルドでもあって。深い物語。それにしてもシモーンの声はいいなあ。昨晩、アマゾンでCD2枚、ポチしました。明日手元に届く予定。楽しみ。

by naomemo | 2012-10-16 16:41 | 音楽から落語まで


知人から教えてもらった。シモーン・ホワイト焼き芋の歌。アニメーションもなかなか面白い。癖になっても責任は負いませんから。

by naomemo | 2012-10-15 15:19 | 音楽から落語まで

29年ぶりのキース

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昨晩、渋谷bunkamuraオーチャードホールへ。キースジャレットのソロコンサート。彼のソロコンサートに出かけたのは29年前ぶりのこと。当時の彼は37歳、現在は66歳。

開演時刻の7時を回って15分ほどが過ぎた頃だろうか、舞台左袖からふらりと登場し、ピアノの脇まで来て聴衆の方へ向き直って、両腕をダラリと垂らして会釈した。短く刈り込まれた白髪。サングラス。グリーンのシャツ。黒いズボン。その風貌はまるで職人気質の料理人のようだ。椅子を少し後ろへずらして肩甲骨のあたりをぐにゃぐにゃしたかと思った途端、演奏はもう始まっていた。

一曲目はクラシカル現代音楽ようだった。耳を澄ませていたら、なぜかシェーンベルクの名前が浮かんで来た。聴衆を驚かすようなお茶目な幕開け。でも、驚きはなかった。へえ、こんなところまで来ちゃったのか、という印象を抱きながら聴いた。

じつは、昨年ケルンコンサートをCDで買い直して何度も聴いているうちに、演奏の奥から、うっすらとドビッシーが聴こえて来るようになった。ドビッシー?正直ビックリしたんだけど、でも、そんな経験をしていたから、昨晩の彼の演奏からシェーンベルクが聴こえて来ても驚きはなかった。

左手と足を打楽器のように使ってリズムを刻んでみたり、静かなメロディを紡いでみたり。ジャズあり、ドビッシーあり、シェーンベルクあり、プリミティブな音楽あり。それらがいつのまにか解け合ったりもして。ジャンルの境界を軽やかに超えたピアノ演奏、というか、うなり声という弦楽器と、足+床という打楽器と、ピアノという鍵盤楽器のコラボ演奏だった。で、けっきょくキースの世界になってた。

いつまでも鳴り止まない拍手。アンコールは三度。最後の曲は、スタンダーズの名曲、someday my prince will come.いつか王子様が。 その深々とした余韻にひたりながら会場を後にした。それにしても、キースってバッハの演奏をいっぱいしてるのに、その音楽からはフランスの匂いがするんだよな。意外にお茶目な人だったし。大満足の一夜だった。

by naomemo | 2011-05-29 12:31 | 音楽から落語まで

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先日、ケーブルTVの番組表をなにげに見ていたら、時代劇専門チャンネルで終日、鬼平犯科帳シリーズを放映することを知った。西尾忠久さんのような特別な存在は別としても、昔から鬼平には絶大なファンがいることは知っている。だから鬼平には興味はあったが、これまで一度も観たこともなければ読んだこともなかった。でも、その日はなぜか観てみたい気分になって、一気に録画してコツコツと観た。そのうちに文春文庫に手が伸びるかも。

でも、今日のメモは、鬼平そのものじゃありません。TVドラマのエンディングで流れる曲が、じつにかっこいいと思ったのだ。すぐさま、その曲が入ったアルバムをアマゾンでポチッ。翌々日には手元に届いた。

いまさらなんだよって気がしないでもないけれど、このジプシー・キングスの「インスピレーション」という曲は、なぜこれほど鬼平ドラマにぴったんこなんだろうか。小気味の良いリズムの奥にある悲しみみたいなものが、マッチしてるのかな。とにもかくにも、ただいま朝焼けランのお伴になっています。まさにヘビー・ローテーション。

ちなみに、ジプシー・キングスは、先日このブログで取り上げたフランスのロマのグループ。いまさらなんだけど、いまだからこそ、でもあるのだよね。

さて、昨日、10月17日開催予定のタートル・マラソン@荒川のナンバーカードが届いた。ウキウキ気分と、ドキドキ気分が、微妙に入り混じってる。これだけ走ってきたから大丈夫という自信と、ほんとに完走できるんだろうかという不安が、くるくる入れ替わる。とても新鮮な気分です。

by naomemo | 2010-09-28 08:38 | 音楽から落語まで

ロマ問題は永遠なのかな

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いつものように5キロのジョギングから戻ってシャワーを浴び、朝食を摂りながらNHKBS1「おはよう世界」を観ていたら、いきなりロマ問題が出て来た。

気持ちの半分は目の前のご飯に、もう半分はテレビにという具合だから、じつにいい加減なんだけど、どうやらフランスの地方警察が、ロマの青年を正当な理由もなく射殺したらしい。同じトラックに乗っていたロマの男性が3日間の雲隠れから一転、警察に出頭して、「理由もなくいきなり発砲してきた」と証言したから、さあ大変なことに。血の気の多い若いロマたちがどんな行動に出るか、だれでも想像できるだろう。

僕は昔からジプシー系の音楽が好きで、ゆえに音楽的にロマの血に少なからず影響を受けているハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブラームス、リスト、ドボルザークはお気に入りの音楽家になっている。そんなこともあって、ロマ問題と聞くと、心が騒ぐ。

流浪の民ロマは、けっして過去の存在じゃなく、いまでも欧州を移動し、あるいは半定住し、社会にしっくりとは馴染んでいない。定住を嫌うロマたちは、社会から疎まれるんだね。これはユダヤとロマに共通の現象かも知れないな、なんてこともあらためて思いました。

久しぶりに、リストのアルバムでもamazonでポチするかな。

by naomemo | 2010-07-23 09:18 | 音楽から落語まで

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秋から地方転勤になりそうということで、息子がアパートを引き払って戻ってきた。土曜日から日曜日にかけて荷物がわんさと運び込まれた。一部屋空けるべく、CD棚と本棚とピアノを別の部屋に分散移動しなくてはならないけれど、あいにく腰痛がまだ抜け切っていなかったので、ひとまずCD棚から移動。引き出しを一つ一つ運び出し、さらに未整理だったCDも運び出し、最後に本体を運び出し、久しぶりに整理整頓。ただでさえ整理下手ってこともあるが、それだけで半日も費やしてしまった。

でも、整理してるうちに、あれ、こんなんあったっけとか、なくしたと思ってたのが出て来たりとか、うれしい誤算もあったりして。今回取り上げるCDもそのうちの一枚。ブラームスのハンガリアン舞曲全曲集である。これ、アバド+ウィーン・フィルでも持ってるんだけど、どことなくあざとい演奏で気に入らなかった。だから、こいつが出て来たのは超ラッキー。指揮ヴァルター・ヴェラー、演奏ロイヤル・フィルハーモニー。余計な味付けがまったくなく、じつに軽快な舞曲に仕上がっている。ときどき聞きたくなってたんだよね。ちなみに、これは、1982年録音のデッカ版。ジャケットもなかなかいいでしょ。

というわけで、今週は、これをiPodに入れて、湿気でサウナ状態の朝の中を走りながら聞いている。平日の早朝ランは、おおむね40分ほどなのだが、ちょうど全曲を聞き終える頃に自宅へ戻ってくる。全曲を40分ほどだから、いかに軽快なテンポか分かるでしょ。

(メモ)
今朝の日経一面に、「中国、日本国債の購入拡大」の記事があった。ユーロ不安から、外貨準備を分散中ということだろう。それにしても、国債ばかりか、株式、不動産、森林・水資源にも進出しているね。ある意味、マネーは核兵器より厄介かも知れない。いまのところ抑止力が見えない。

by naomemo | 2010-07-06 08:46 | 音楽から落語まで

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タバコを止めて1年7ヶ月、スロージョグを始めて7ヶ月。寒い冬のあいだはジムのトレッド・ミルの上で、歩く速度のスロージョグを30分から1時間、休日に走っていた。そして温かくなった4月下旬になって、表へ出た。それなりに走る脚は出来てるだろうと思っていたが、イメージと現実とのあいだには大きなギャップがあった。走り始めた途端、脚が重くなった。おかしい、こんなはずでは…、でも、これは現実だ。3、4分ほど走って歩き始めた。落ち着いてから3、4分走って、また歩いた。初日はその繰り返しだった。

今から思えば、当然のことだ。トレッド・ミルは地面が勝手に後ろに動いてくれるけど、実際の地面は動いてくれないのだ。自分の脚で地面を蹴って、身体のチカラだけで前に進まなくてはならないからだ。脚だけでなく身体全体にかかるストレスは、段違いだった。でも、たとえミルの上でも走ってきた事実に変わりはなく、翌週には少し楽になっていた。

そのうちに、どうせ夏時間で早起き鳥の生活をしているので、平日も走るようになった。週3回ほどのペースになった。風を感じたり、匂いを感じたり、季節の花の咲き具合を見たり、鳥の声に耳を傾けたりしながら走るのは気分がいい。屋内でトレッド・ミルの上をハツカネズミのように走るのは止めた。屋内のランは、走り始めには便利でいいけれど、いつまでも利用するもんじゃないね。勝手に動く地面の上を走るのと、動かない地面の上を走るのとでは、ずいぶん違いがあるのだ。

それでも、ときに3日ほど続けて走らない日が出来たりする。それくらい大丈夫だろうと思っていたが、そうでもない。3日空けると、脚が走りの感覚を忘れてしまっていて、途端に重くなる。身体が感覚を思い出すのに丸2日はかかることを知った。それに、仮に週30キロを走るにしても、3日×10キロより、6日×5キロの方が、脚の出来上がりは早く、ケガもしにくいに違いないと思うようになった。てなわけで、先週から毎日走るようになった。調子がよければ少しペースを上げて、調子がいまいちであればペースをぐっと落として歩くように走ればいいからね。

今朝はイマイチだったので、歩く速度の超スロージョグで35分。BGMには、久しぶりにRy CooderのManbo Sinuendoをチョイス。これがじつにいい。南国的なのんびりしたリズムが、スロージョグにはお似合いだ。ということで今週の一枚に。しばらく、Ryを聴きながら走ろう、と。

by naomemo | 2010-06-23 08:35 | 音楽から落語まで


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今朝の日経終面の文化欄で知ったのだけど、あの保守的なウィーンフィルのコンサートマスターに女性が就任した。その名をアルベナ・ダナイローヴァという。「私は2008年5月、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のオーディションに合格し、当初からコンサートマスターとして入団した」とあるから、ウィーンフィルのコンサートマスター、いやコンサートミストレス就任は規定の路線だったようだ。新しい生命というか息吹を取り込む必要性を考えてのことでしょう。

ウィーンといえば、苛烈な禁煙運動のあおりで、店仕舞を余儀なくされている老舗のカフェもあるという。リーマンショック、ソブリンリスクの拡大で、受難の続く欧州ゆえ、どちらかといえば保守化傾向が強く出てくるかと思っていたけれど、ウィーンフィルは自らを開いていく方向に活路を求めたということになるね。昔からウィーンフィルの音が好きな僕としても、どう変わっていくのか気になるところ。

将来、あの決断は英断だったと言われるようになってもらいたいと思う。

by naomemo | 2010-06-22 09:03 | 音楽から落語まで

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カズオ・イシグロ原作の「私を離さないで(Never Let Me Go)」が、映画化されているという。ちょっとググってみたが、どうも情報が錯綜していて、いまどのような段階にあるのか掴み難い。けれど、キーラ・ナイトレイ主演で撮影が進んでいることは確かだ。監督はマーク・ロマネスク。初めて目にする名前だ。私としては、「つぐない」のジョー・ライトでやって欲しかったけど、ま、こればかりは仕方ない。

ときどきお昼をいただいている遊山亭のご主人の話によると、主題曲になるであろう"Never Let Me Go"を誰が歌うのか、ファンの間で話題になっているんだとか。彼の見立てでは、Stacey Kentが最右翼だという。そんな話を聞きながら、先日、食事中に、彼女のNever Let Me Goを聴かせてもらった。初めて聴いたのだけど、とても不思議な声の持ち主だ。

というわけで、アマゾンで同名曲が入ったアルバム"Breakfast on the morning tram"をポチ。昨日届いたので、いま、これを書きながら聴いている。当然、通勤電車の中で「私を離さないで」を読んでいる。ゆっくり、ゆっくり、主人公キャシーの寄宿学校時代の思い出を、横に座って静かに聞いているような感じ。物語は、すこーし微熱を帯び始めたかな。読み終えたら何か書くかも。

by naomemo | 2010-06-03 08:29 | 音楽から落語まで

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その昔、バッハの鍵盤曲といえば、宗教曲を除いて、チェンバロで弾くものと相場は決まっていたと思う。その当然あってしかるべきアプローチあるいはルールを破った確信犯は、他でもないグレン・グールドであろう。1955年のデビュー・アルバムであるバッハのゴルトベルク変奏曲は、バッハ演奏を根底から覆すほど革命的だったに違いない。その彼が、晩年、最後にレコーディングしたのも、ゴルトベルク変奏曲である。ゴルトベルクに始まりゴルトベルクに終わった人生である。

僕は、最後に録音したゴルトベルクをときどき聴く。55年のデビュー版は、CDショップでよく手に取るんだけど、なぜかいまだに買ってない。神聖なものに触れるような感覚があって、いつも敬して遠ざけてしまうのだ。

今回取り上げるのは、おなじゴルトベルグ変奏曲なんだけど、演奏家はグールドじゃない。平均律もゴルトベルクもグールド以外じゃ聴けなくなっていたのに、5、6年前、たまたま銀座ヤマノ楽器でマレイ・ペライアを試聴して、衝撃を受けたのだ。衝撃なんて、大げさだね、20年にわたるグールドの呪縛がようやく解けた瞬間だった。以来、ときどき通勤途上に聴いている。ペライアって大人しい雰囲気を醸し出しているけど、その演奏は火傷するほど熱い。

by naomemo | 2010-05-31 09:01