児玉教授の衝撃的な証言


今月27日、児玉教授(東京大学先端科学研究センター教授・東京大学アイソトープ総合センター長)が、衆議院厚生労働委員会に参考人として呼ばれ、「放射線の健康への影響」について、怒りの証言を行なった。その内容たるや衝撃的。新聞やテレビで報道されたのだろうか?



by naomemo | 2011-07-29 14:39

朝ランに復帰中


今年1月に脇腹を痛め、2月には持病の腰痛が発症し、早朝のランニングがままならなくなっていた。長く続いていた習慣であっても、ひとたび離脱すると復帰するのはなかなか容易じゃないってことだね。先月まで、走ったり休んだりを繰り返していた。

でも、今月に入ってから、気持ちが前向きになってきた。とにかく怪我をしないように、ゆっくりゆっくりゆるランを続けて、ようやく朝10kmほどのペースまで恢復してきた。しばらくこのペースを維持して行こうと思う。

それにしても今週は涼しくて走りやすい。ほんと、気持ちいい。朝だけでいいから、この涼しさが続いてほしいものだ。

ところで、おなじく今月に入って、米国がデフォルトの瀬戸際にあるというニュースが連日マスコミで取り上げられている。8月2日までに債務の上限を引き上げないとマズイようだ。でも、民主党と共和党の間で合意が得られない。

ひょっとしたら、米国というコップのなかの嵐が、ふたたび世界を揺るがすことになるかも知れない。その時のマグニチュードは、おそらく2008年9月のリーマン破綻の数倍も大きなものになるだろうな。おっかないけど、冷静でいたいものだ。

by naomemo | 2011-07-27 09:29


いまさらだけど、先週の月曜日はいつもより1時間早く3時に起床してテレビの電源をオン。いうまでもなく、ワールドカップ女子サッカーの決勝戦を観戦するために。

前半の米国の猛攻を目の当たりにして、「あ、これはレベルがちゃうわ」と思いつつも、手に汗をにぎりながらテレビ画面に食い入っていた。前半終了して0−0。よーし、日本チームには幸運の女神が付いている。後半になって決められて決め返し、しかし延長で、また決められた時には、正直、万事休す!と思った。が、女神は見放さなかった。なでしこたちは諦めていなかった。

左サイドから宮間のニアへのコーナーキックを、澤が右つま先で押し込む奇蹟的なキックで(米国のオウンゴール説もあるが)、追いついた。思わず鳥肌が立ったことをいまでも思い出す。

その後、PK戦に臨む前に、円陣を組んだメンバーに笑顔がこぼれていたのを見て、はじめて勝てるかも!と感じた。でも、それで、番組を録画状態のままにして、遅めの早朝1時間ランに出かけた。そして、帰ってシャワーでスッキリして、PK戦を見た。

もうみごとな勝利だったなあ。一週間たって、ようやくここにメモ。

しかしよくよく考えてみれば、なでしこジャパンのワールドカップ優勝は、野球に喩えていえば、社会人野球の代表がワールドベースボールに出て行って優勝したようなものだよね。実際、代表メンバーは仕事しながら練習してきたわけだし。だからなおさら感動が大きい。

ところで、澤、宮間、川澄(この子かわいい!)、大野、海堀といった選手にばかり光が当たっているけど、ま、それはそれで良いことには違いないんだけど、佐々木監督の柔らかな采配が素晴らしかったと思う。充実した時間を貰いました。

いまさらなんだけど、やっぱりメモで残しておく。

by naomemo | 2011-07-25 09:10 | ノン・カテゴリー


今晩、米国のスペースシャトル「アトランティス」が帰還するようだ。これを最後に、米国連邦政府はスペースシャトル開発計画から撤退するのだという。

さまざまな理由があるのだろうけど、おそらく連邦政府に宇宙開発を続けられるだけの資金的余裕がなくなったということが大きいのだろう。なにしろ連邦政府の債務発行残高(=国債発行残高)はすでに法律で定めた14兆2940億ドルに達しており、8月2日に迫る法律改正期限までに債務上限額の引上げを決定しないと、債務不履行=デフォルトになるリスクがあるほどなのだ。議会における与党と野党のネジレが生んでいるリスクという言い方もできそう。

スペースシャトル開発計画が中止になった理由はもう一つあるらしい。宇宙船開発担当者の話によれば、安全な宇宙船を求めて行くと、1960年代に作られていたアポロ宇宙船に近づいていくというのだ。スペースシャトルの仕組みは複雑過ぎて、安全性を確保するためのメンテナンスに時間とお金がかかり過ぎるらしい。それに比べてアポロの仕組みは単純かつ堅牢に出来上がっているからだという。そして今後はアポロをベースに再出発するらしい。同時に、資金不足を補う意味で、技術の民生化を図って私企業にも開発を委託していくという。

複雑なものが必ず脆弱とは思わないけれど、単純なものほど強いということはある。容易なことじゃないんだけど、単純であり続けたいものだ。

Back to Basic, Back to Simplicity.

by naomemo | 2011-07-21 09:14

c0112103_11263081.jpg


「つみきのいえ」という短編アニメーション作品が気になっていた。ようやく昨日ゆっくり観ることができた。

わずかづつ海面が上昇して、ゆっくり水没していく街がある。そのうちの一軒に住む一人暮らし老人がこの物語の主人公。彼は、海面がフロアに浸水するまで上昇するたび、今の住まいの上にレンガを積み上げて新たな住まいを作って暮らしている。面白いなあ思いながら観ていると、住まいの引っ越しで家財道具を運び出している最中に、うっかり床下へパイプを落としてしまう。

おそらく大切なパイプなのだが、仕方ないねと諦めかける。そこへ小舟の物売りが折よくやって来る。物売りから新しいパイプを買おうと物色しているうちに、ふと潜水服に目が止まる。老人は心変わりしてパイプではなく潜水服を買う。そしてそれを着込んで床の扉を開けて海の中の階下へ潜っていってパイプを拾う。

良かった良かったと思って観ているうちに、老人にはその住まいでの生活が思い出されて陶然となる。老人は、やがて、その床下へ、さらにまた床下へとダイブしていく。床下へダイブするたび、当時の生活が去来して陶然となる。そして、いつしか、最初の住まいが緑ゆたかな平原にあった頃、いまは亡き妻との出会いのシーンが映し出される。

どうやら床下へのダイブとは記憶の底へのダイブそのものなのだった。あるいはたんなる夢なのかも知れないのだけれど、やがて、一人暮らしの老人には、記憶の底にこそ、ゆたかな生活があるのかも知れないなあと思い当たり、じんわり染みてくるのだった。

加藤久仁生(監督)と平田研也(脚本)のコンビが生み出した、なかなか素敵なアニメーションだった。



by naomemo | 2011-07-19 08:24 | シネマパラダイス

c0112103_1611383.jpg


先の日曜日、埼玉の行田に住む旧友の誘いに乗って古代蓮を観てきた。都合のついた旧友5名が、朝8時にJR吹上駅に集合。迎えに来てくれた車に乗って現地へ。それにしても当日は今年一番とも言うべき猛烈な暑さ。天気予報で「最高気温は埼玉の熊谷で38度」なんて報じられるけど、友人によれば、じつは行田の方が熊谷よりも暑いということで、その言葉通り、筋金入りの暑さだった。

c0112103_1652331.jpg

会場に到着して、なぜか、まずは蜂蜜入りの蓮茶の試飲。そして、蓮の実入りの粥の試食。それでも飽き足らず、最後は蓮の実入りのきな粉餅。花より団子。そしてやおら蓮の鑑賞に。

c0112103_15475773.jpg

すでに花を散らした気の早い蓮もあったが、満開の蓮あり、ふっくらした蕾あり。まさにいまが見頃の季節だった。

c0112103_15552290.jpg

広い会場のいちばん奥の蓮池には、あらたに発見された種から育成を始めて二年目という黄色い古代蓮があった。こちらはさらに年月を経て大きく育っていくのだろう。

c0112103_15562320.jpg

その後、友人の案内で埼玉(さきたま)古墳に立ち寄る。この関東に前方後円墳があるなんて知らなかった。

古代遺跡発掘を進めたり、古代蓮の復活と育成にチカラを入れたり、もともとその地方にあったものを再発見して、それを町興しに繋げて行くアプローチは、まあ、悪くないか。というか、回収の見込みのない箱ものに莫大な投資をして集客したりするよりは、断然いいな。

最後は、あらためて再会を祝って、冷たいビールで乾杯。昔の仲間とこうして食事するのもいいもんだ。ちなみに後で知ったんだけど、行田といえば、うどんが名物なんだとか。一説によれば、行田のうどんは、讃岐のうどんより旨いとか。それを食べられなかったは残念。心残り。

by naomemo | 2011-07-17 16:18

c0112103_14263735.jpg


これはトルコ系ドイツ人の映画じゃなく、トルコ映画である。監督はセミフ・カプランオール。昨年のベルリン国際映画祭コンペティション部門でポランスキー監督「ゴーストライター」を抑えて金熊賞を受賞。ということで前から気になっていたので、ちょいと銀座まで足を延ばして観てきた。311以後、映画館から遠ざかっていたので、久しぶりにウキウキ。

しかし、この「蜂蜜」はウキウキするような作品じゃなく、稀にみる静謐な神話的な作品だった。ここは緑ゆたかな山岳地帯にある集落。聞こえてくる音といえば鳥の啼き声、羽ばたき音、虫の音、川の水のせせらぎ、森の木々を渡る風、つましい暮しのなかの音、ときおり交わされる父と子のひそやかな会話、登場人物たちの会話…。ここの暮らしに音楽などというものはない。音楽が現れるのは祭の場面くらいのものだ。

主人公ユヌスは、日本流にいえば小学生の低学年だろうか。おそらくは自閉症で、他人との距離を測ることができず、会話をすることもままならず、うまく友人関係を築くこともできない。こうした例にもれず傍目には唐突な行動を取ることがしばしば。ただ、唯一、父親には心を開いて、ちゃんと言葉を発するし、意思疎通もできる。父親がささやく。息子がささやき返す。二人の間だけに聴こえる声で。まるでテレパシーのように。

息子と母親の関係が濃密なら分かりやすいのだけれど、息子と父親の関係がこれほど親密なのは珍しい。母親が鬼母というわけではないのだから。おそらくこの特殊性はこの監督ならではのものかも知れないし、ひょっとしたらこの世界の扉を開く鍵でもあるかも知れない。

それにしても執拗に少年が通う小学校の授業風景が映し出される。まるで少年の自閉症を露わにするのが目的でもあるかのように。教室の中の少年と、父親の側にいる少年との対比。

ある日、突然、あちこちの木の上に仕掛けた巣箱から蜂が消える。(環境の悪化で蜜蜂が突然消失することはよく知られているが、この神話の中ではなにか別の意味があるように感じる。それが何なのかはよく判らないけれど。)それで、あたらしく巣箱を仕掛けて蜂を採取するために、あらたな場所を探すべく白い驢馬を連れて深い森のなかに入って行った。

数日で帰ってくると思っていたが、しかし待ど暮らせど父親は戻らない。気丈な母親の元気がなくなっていくのを心配そうに見守る息子。このあたりから、この小さな男の子に変化の兆しが現れて来る。そのうちにどうやら転落事故かなにかで亡くなったという村人の話。それを聞いて息子は、飼っている鷹の飛翔に案内されるかのように、一人で森へ分け入って行く。暗い森の奥で、大木の根元に抱かれるように眠る息子。そこでこの映画は終わる。なんだか黙示録のような映画だった。この作品は三部作の最後を飾るものらしい。先立つ二作を観なくては、ちょっと分かりにくいのかもね。




by naomemo | 2011-07-14 13:08 | シネマパラダイス

スコットランドの変化

c0112103_14512966.jpg

今朝のNHKBSで、スコットランドの独立を主張してきたSNP(スコットランド国民党)が議会の過半数を獲得したというニュースが流れていた。

朝ご飯を食べながら耳を傾けていたら、どうやら80年代に始まったサッチャー主義(=新自由主義)による改革で国内から製造業が消えて行くにしたがい、労働者のパワーが弱体化してきたことと無関係ではないという。つまり、それまでイングランドとスコットランドを強く結びつけて来た両国の労働者たちの絆が弱くなってきた結果、両国の関係そのものが希薄になってきたということなのだ。

そういう潮流のなかでサブプライム・ショックが発生。当初はイングランドの支援で銀行倒産の憂き目には合わなかったものの、スコットランドはスコットランドとして生きて行こう、あるいは生きて行けるのではないかという気運が生まれてきたということなのだ。

まあ、よく考えてみれば、もともと両国は言語も異なるし、歴史を遡れば過去に何度も戦争にも及んでいる。つまり考え方の根っこがもともと(おそらく)異なるわけで、それが金融自由化(=新自由主義)の果ての巨大バブル崩壊後に離反しかけているのは面白い現象だなと思う。

スコットランドとイングランドの関係がこれからどうなって行くのか、寄らば大樹の関係を続けるのか、緩やかな自立を模索して行くのか、ちょっと気になる。

by naomemo | 2011-07-11 22:24

胡蝶蘭が元気

c0112103_18174875.jpg

昨年の冬、青山一丁目にある某事務所から「引っ越し祝いでたくさん頂いたんだけど、ひとつどう?」と言われ、気楽に「いただきます」と言って、すでに枝を剪定された胡蝶蘭の鉢をひとつ抱えて帰った。はて、あれは、いつだったろうか。12月中頃だったっけかな。

気楽に抱えて帰ったはいいけれど、芽が出るかどうか心許なかった。それでも辛抱強く待っていたら4月半ばに芽が出た。そして5月末には花が咲いた。そのたびにブログで取り上げてきたから、これで3度目の登場になる。写真は、今朝出かけにiPhoneでパチリと撮ったもの。ひと月ほど、こんな具合に咲いてます。

これからどうなっていくのかな。ちょっと楽しみ。

by naomemo | 2011-07-04 18:20


石老山を歩いてきた。もうひと月前の6月5日のことなんだけど、それでもいちおう山歩きの記録として残しておこう。当日は朝5時半頃に自宅を出て、最寄り駅近くのコンビニで飲み物などを買い込んで、JR相模湖駅へ向かった。
c0112103_15223719.jpg


7時26分発の登山口行きバスに乗り込んで、おっと、駅の写真を撮り忘れたと気づいてバスの中から窓ガラス越しに一枚。
c0112103_14282460.jpg


これが石老山登山道入口近くにある案内看板。
c0112103_14291785.jpg


しばし歩いて入口へ。案内版によれば、ここには昔、顕鏡寺(真言宗の古刹)の総門があった場所なんだそうな。
c0112103_143058.jpg


といっても、そこからの上り道は細い小径で、しかもその小径は水の流れ道になっているようで足元はゆるい。
c0112103_143186.jpg


しばらく行くと、大きな岩が。駒立岩という名前が付いている。この先、しばしば随所に巨岩や奇岩が現れるが、いちいち由緒というか縁起のようなものが記されているのが面白い。
c0112103_14324233.jpg


だんだんと山の気が濃くなっていく感じ。森の精をいっぱい貰う。そして、これが力試岩・文殊岩とその案内版。
c0112103_14361880.jpg

c0112103_1435867.jpg


お寺の手前左手に、蛇木杉と名付けられた大木が聳える。
c0112103_14341411.jpg


真言宗の古刹、顕鏡寺の山門。平安時代の仁寿元年(851年)に源海法師によって創建されたという。寺の縁起によれば、「平安のころ、高貴な身分の若君と姫君が恋に落ち、都を捨ててこの地に身を置き子をもうけた。その子が成長し、僧となって源海と号した」らしい。
c0112103_1437130.jpg

c0112103_14374160.jpg


境内の一角にある道志岩窟。岩窟内に福一満虚空蔵尊が安置されている。
c0112103_14382081.jpg

c0112103_14384010.jpg


こうしてあらためて写真を並べてみると、石老山って霊山だったのかも。
c0112103_14471597.jpg


大きな岩に座ってひと休みする連れ合いと友人の息子。
c0112103_14414119.jpg


石老山最大の岩、擁護岩(雷電岩)。飯綱権現神社の背後に壁のように覆いかぶさって聳えている。
c0112103_14505457.jpg


山の中腹にある八方岩とそこから見る風景。ここは風が抜けて気持ちいい。
c0112103_14514549.jpg


このあたりから勾配が緩やかになって歩きやすい。
c0112103_14525339.jpg


標高570メートルにある融合平見晴台。眼下に見えるのは相模湖。ここから頂上までは近いはずだけど、とても長い道のりに感じた。
c0112103_14535177.jpg

c0112103_14542353.jpg


ようやく頂上に。マイナーな山とはいうものの、頂上には何組ものパーティが寛いでいる。我々も、ここで大きなベンチを見つけてお昼に。頂上で食べるお昼は、旨い。温かいコーヒーも。
c0112103_14561771.jpg


下山はふた通りあり、北側へ下って大明神展望台を経て相模湖駅へ戻るのが一般的なルートのようだ。が、我々の山歩きは温泉もテーマなので、西側へ下る。こちらは長い急坂が続く。ところどころ、ずるずる滑り降りるような感じに。
c0112103_14582363.jpg


篠原へ出てからは、一般道を1時間半ばかり歩くことに。
c0112103_1511619.jpg


ようやく町営らしい「藤野やまなみ温泉」に到着。ゆったり入浴して、ビールをぐぐっと飲みながら簡単な夕食を摂って帰路へ。やっぱり山歩きの後の温泉はいいね。生き返った。
c0112103_1523115.jpg

c0112103_153143.jpg


by naomemo | 2011-07-03 15:10