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タイトルを見て、「Valentia 対 Falcons 戦」がどんなものか分かる人は、ほとんどいないだろう。昨日、江戸川区西葛西にある陸上競技場まで脚を伸ばし、ラクロス全日本選手権男子決勝を観戦してきたのだ。私たちが応援するチームは、昨年も今年もクラブ選手権を制したValentia(ヴェレンティア)。そして対戦相手は、クラブ選手権では2位に甘んじているものの、全日本選手権では連覇を果たしているFalcons(ファルコンズ)。つまり、この2チームは、宿命のライバル同士というわけだ。

入り口の受付でパンフレットとホカロンを受け取り、スタンドへ上がって場所を確保。しばらくして試合が始まった頃には、両チームの応援席側はじつに賑々しい。河が近い競技場なので冬はやたら寒いと聞いていたが、試合観戦中は寒さも忘れていた(試合が終了してから寒さが身にしみたけど)。それくらい、一進一退の熱い戦いだった。第1クォーター(1Q)から第4クォーター(4Q)までの得失点の流れは、この通り。

      1Q   2Q   3Q   4Q   Total 
Valentia   3   2   2   2    9
Falcons    5   0   2   3   10

第1クォーターから第3クォーターまでは、終始Falconsが先攻し、Valentiaが追いつくという展開だった。しかし、7対7で迎えた第4クォーターに入ってValentiaが2点リード。よーし、と思ったが、そこからリズムが狂った。守りに入ったのか、なんとなく集中力が途切れる場面があって、最後に逆転されてしまった。接戦だっただけに、残念無念。

これでFalconsの3連覇が確定。Valentiaのメンバーも悔しいだろうねえ。でも、克服したい課題が見えたような気もする。攻撃の場面で、急ぎ過ぎじゃないかと感じる場面がチラホラあった。Falconsの強さを知っているが故の攻め急ぎだったのかも知れないけれど、もう少し落ちついても良かったんじゃないか。そして、もうひとつ。ときに緩急を付けた攻撃があってもいいんじゃないかな。スローなボール回しやスローなシュートも、相手のリズムを崩すという面で効果を発揮することもあるんじゃないか。その点は、Falconsの方が一枚上手だったように見えたな。そんな感想を持ったけど、さて、どうなんでしょう。

Valentiaには、来年こそぜひチャンピオンズカップを奪取してもらいたい。

それにしても、男子ラクロスの試合は激しいね。初めて観た人は、たぶんビックリするだろうと思う。草原のアイスホッケーとでも呼びたいくらい当たりが激しいし、ボールは硬質のゴム製だから、まともに食らうと息が止まるんじゃなかろうか。それを奪い合い、小さなゴールを襲って得点を重ねて行くスポーツだから、半端じゃない。ま、だからこそ面白いとも言えるんだけどね。

ちなみに、wikipediaでラクロスを調べると、こんな記述がある。「北米のインディアン達が、自分たちの神との繋がりを深める儀式の一環として行ったり、部族間の争いの平和的解決に用いていたものである」。サッカーがボールを太陽に見立てて部族間で取り合うゲームというのと、ある面で似ているかも知れないな。ラクロス、もう少し人気が出るといいよね。そうそう、この試合、ちかぢかガオラで放送するはず。
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by naomemo | 2010-12-20 22:38


先日、某映画会社の友人とご飯を食べながら、業界の話をいろいろ聞いた。そのなかの一つに、来年、都内でも有名な単館系映画館が閉鎖になるという話があった。さらに、デジタル対応への遅れから、今後、単館系映画館は厳しくなるという。残念なことだ。

時代の流れを受け入れたくないというのではない。単館系映画館が無くなっていくと、海外の優れた映画を観る機会が激減するに違いないからだ。シネコンで上映される映画は、ハリウッド映画と日本映画ばかりだからね。北欧にも、東欧にも、アジアにも、中東にも、秀逸な映画はけっこうあるのだ。単館系映画館には頑張って欲しいと心から思う。映画好きは、映画館へ脚を運びましょう。ということで、久しぶりに、観たい映画5+1本。

ノルウェイの森
公開が待ち遠しかった。観たい映画リストのナンバー1に挙げた理由は一つ。「青いパパイアの香り」のトラン・アン・ユン監督が村上春樹を口説き落として映画化したものだから。ちなみに監督はヴェトナム人です。この作品は、アジア映画として観るのが、正しい見方だと思う。



白いリボン
カンヌでパルムドールに輝いたドイツの作品。ずしりと重そうな感じがするけど、やはり観ておかなくては、これは。おっと、すでに公開されている。



エリックを探して
来年春公開と聞いていたので、首が伸び切ってしまうんじゃないかと思っていた。でも、なぜか公開が今月25日になった。英国の至宝と呼ばれるケンローチ(監督)とポール・ラバティ(脚本)のコンビによるもの。僕は彼らのファンである。楽しみ。



ヤコブへの手紙
米国アカデミー賞作品にめぼしい作品は少ないけれど、どうやら外国語映画賞受賞作だけは別だと気づいた。2009年の受賞作はアルゼンチン代表の「瞳の奥の秘密」だが、同じ年のフィンランド代表が、この「ヤコブへの手紙」。なんとなく気になっている、アタリじゃないかと。



わたしを離さないで
Kazuo Ishiguro(カズオ・イシグロ)の小説"Never Let Me Go”(わたしを離さないで) が映画化された。映画化されると決まって、この春、原作を読んだ。先日、予告編を観て、なんとなく良さげだなあという気がしてきた。キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイというキャスティングも魅力。キャリー・マリガン、可愛い。アンドリュー・ガーフィールドは「Boy A」の繊細な演技が忘れられない。



海炭市叙景
久しぶりに観たくなった日本映画。原作は佐藤泰志。村上春樹と同世代らしいが、これまで知らなかった。なんとなく匂うので観るつもり。観ると決めた映画については、これにかぎらず下調べしないことにしている。直感だから外れるかも知れないけれど、それもよし。



by naomemo | 2010-12-14 18:10 | シネマパラダイス