Appleから出たiPad


今朝、食事を終えて、お茶を飲みながらNHKのBSチャンネルを見ていたら、スティーブ・ジョブズが演壇に立って、なにやらプレゼンテーションしている映像が流れてきた。

近々、新型iPhoneが発表されるらしいという噂が流れていたので、最初はそれかなと思って見ていたんだけど、それにしてはサイズがでかすぎる。聞けば、タブレット型PCというではないか。iPhoneとMacbookの間を埋める製品だという。

気になったので、ちょっと調べてみたんだけど、どうやらネットブックとAmazonの電子ブックKindleに対抗すべく考案されたものなんだろうなという印象である。ワードや表計算ソフトなども用意されている。オプションでキーボードも用意されている。近々、iTunesStore同様に、iBookStoreも立ち上げるらしい。

Appleは、iTunesStoreでの音楽や映像の配信で大成功をおさめているだけに、電子出版の配信でも成功するに違いないと、すでに新聞社や出版社が熱い期待を寄せている模様。

AmazonのKindle、危うし?というより、Amazonの今後の成長戦略に大きな打撃になる可能性があるかもね。つい先日、友人と、Kindleって興味あるって話してたところだったのにな。

それにしても、iPadのディスプレイ・サイズは、現在のところKindleのDXという大きいタイプと同じ9.7インチだね。モバイルとしては、ちょっとデカイし。電子ブックとしては重すぎるし。いまのままでは、どう使うか悩ましいんとちゃうかな。それと通信費、どうなるんだろう。iPhoneユーザーは無料ということなら、文庫本くらいのサイズが出たら買うかも知れないけど、しばし様子見だね。

by naomemo | 2010-01-28 08:26

c0112103_2133773.jpg


今年は「3Dテレビ元年」などと言われているそうな。ほんとかな、3Dって、まだテレビの段階じゃなく映画の段階じゃないの、なんて思っていたんだけど、すでに家電業界では3Dテレビの規格をめぐる熾烈な戦いが始まっているようだ。

こちらとしては最近のハリウッド映画には辟易してるし、この手の話にすぐに飛びつく方でもないんだけど、話題の3D作品「アバター」が空前のヒットになっているらしいので、やっぱ観ておくかと、一昨日マイカル港北まで出かけた。事前に、「物語の展開が速いし、3Dでは文字が見づらいから、吹き替え版がいいよ」と知人から聞いていたので、アドバイスに従って吹き替え版で観た。

こういうスペースものというか、アドベンチャーものでは、ド迫力だね。2Dの世界とは臨場感が違う。スクリーンの中に入り込んでいるような錯覚にとらわれる場面もあった。そういう意味では、いっぺん体感しておく価値あり、かな。ただ、お年寄りや心臓の弱い人にはちょっと刺激が強いので、避けた方がいいかも知れない。すぐ目の前まで武器が突き出てきたら、心臓が飛び出しちゃうかも。

肝心のストーリーは、映画館に足を運んで観ていただくのが一番なんだけど、でも、ちょっとだけ。時代設定は地球から緑が失われてしまった22世紀。場所はパンドラという地球から遠く離れた星。そこへ地球人がやってきて貴重な地下資源の確保を目論む。その目的のために先住民ナヴィを迫害することも、生命の森を破壊することも、まったく厭わない。つまり、これ、米国におけるインディアン迫害の歴史をベースにした物語なんである。そこに、いまも世界中で進む資源獲得競争と環境破壊が上手にミックス、じつによく計算された娯楽大作なんである。

でもね、キャメロン監督自身もインタビューで答えているらしいけど、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」から多くをインスパイアーされていることは明白。「大きな影響を受けている」という言い方もできるし、「ここまで真似してもいいもんなの?」という言い方もできる。判断は一人一人がすればいいことだけど、僕は正直なところ後者の「?」の方である。

もうひとつ。「アバター」は中国でも公開されているけれど、いきなり上映館が縮小されたそうだ。政府当局が支援している映画「孔子」の上映館を増やすためとも、地下資源確保をめぐって先住民を迫害する地球人の姿が政府当局にダブルから、とも言われている。さて、どっちでしょう。



by naomemo | 2010-01-25 08:56 | シネマパラダイス



c0112103_8403115.jpg

そういえば、キネマ旬報では、2009年の洋画ベストテンの1位に「グラントリノ」が選ばれていたね。なぜか、あの作品は、映画業界で、すっごく評判がいいみたいなんだよね。どうしてかな。たぶん、「いま」がしっかり描かれてる、ってことなんだろうな、米国の。でもなあ、たしかに素晴らしい作品には違いないんだけど、1位はないでしょう。ねえ。

そんなこともあったりして、今朝、電車の中でこのブログの映画レビューを読み返していた。昨年一年、どんな映画を観て、どんなことを感じ、どんなことを考えてたんだろうなあって。映画レビューは、このブログの柱の一つなので、けっこうリキを入れてる。だからこそ、ときどき読み返すことで自分の立ち位置が確認できる。これ、ブログをやる最大の効用だと思っている。

でも、もう一ヶ月も映画のこと書いてないなあ…。そのうちに、「そして、私たちは愛に帰る」のことを書きます。ちょっと待ってね。

さて、このところ朝晩、電車の中でベートーヴェンを聴いてるんだけど、今朝は久しぶりにマドレデウスの「アントロジア」をチョイス。で、「今週の一枚」に取り上げることにしました。

「アントロジア」、すなわちベスト盤です。何枚かあるアルバムのなかで、とにかく歌姫テレーザの声を聴きたくなった時は、これをチョイス。悲しい気分を味わいたくなったら、迷うことなく「テレーザを聴きなさい」と言いたい。頭蓋骨の中を千年くらい旅して、ようやく生まれてくるような声、なんである。

by naomemo | 2010-01-22 08:38

夏時間はいつから


寒さが厳しいと、布団から出るのが辛い。でも、このところ寒さが弛んでいるおかげで、朝起きるのがラクだ。きっとすぐにまた寒くなるんだろうけど、今年はいつ頃から「勝手に夏時間」を始めようかな、なんて妄想している。まだ、ちと気が早いことは分かってるんだけどね。

さっきウィキペディアでサマータイムのページを読んで初めて知ったんだけど、日本でも敗戦後の1948年(昭和23年)から 51 年までの間、サマータイムを導入してたんだね。日本は45年から52年まで、連合国軍(実質的には米国)の占領下にあったわけだから、その間だけサマータイムが導入されてたってことになる。

ここまで書いてきて、そうだよねえ、日本って、戦後7年間も米国の占領下にあったんだよねえって、あらためて確認することになった。おっと、話題が本線から外れちゃいそうだから、急いでサマータイムに戻そう。

サマータイムなんていうと、まず、ガーシュインの美しい楽曲を思い出してしまうんだけど、制度としてのサマータイムに叙情性はない。最初に導入されたのは、第一次世界大戦中の1916年、ドイツとイギリスが採用したのが始まりのようで、省エネルギーが目的ってことだ。その後、採用、廃止、まだら模様になるようだけど、現在は、夏の日照時間の長い欧米諸国で一般化している。

でも、ドイツやロシアでは廃止が検討されているそうな。冷房が一般家庭に普及している現在では、サマータイム制度に省エネ効果はあまり期待できなくなったから、そして春と秋の切り替え時期に体調を崩す人が多いから、という。なんと、心筋梗塞で亡くなる人もいるらしい。

起床と就寝は毎日の習慣のようなものだから、わずか1時間のこととはいえ、その年その年の寒暖とは無関係に、制度だからと、ある日を境に変更するのは身体によくないのかも知れない。じわじわがいいということなら、僕も今年は早めにゆっくり起床時間をずらして行こうと思う。春になって、「勝手に夏時間」への移行もスムーズにいったら、早朝の30分スロージョグなんて、気持ちいいだろうね。

さて。今朝、「はじめての金読本」更新しましたよん。見てね。こちらは、七十歳、八十歳のおばあちゃんが読んで分かるようにと、いろいろ思い巡らせながら、ゆっくり取り組んでいます。二つのブログを並行してやるのは、なかなか大変だけど、始めちゃった以上ちゃんとやりますよ。

by naomemo | 2010-01-21 09:15

スロージョグに復帰


じつは、年末の25日だったか26日だったかに、ちょいと身体をヘンに捻ったみたいで、腰痛になった。初めは、すぐ治るだろうなんて軽く考えてて、二日後の仲間とのテニスに参加。そしたら、途中で動けなくなった。だんだん重くなった。久しぶりの腰痛だったこともあって、うっかりした。で、スロージョグからも遠ざかることになった。腰痛で走れるわけないもんね。

でも、20日ほど静かにしていたおかげで、痛みも抜けてきたので、先週の土日に、太極拳にもスロージョグにも復帰。久しぶりの走りなので心配だったけど、のんびり走るスロージョグはいいねえ、ぜんぜん問題なし。ちゃんと1時間、走れちゃいました。温かくなったら、ゆっくり外を走ろうと思っている。

ということで、本日はここまで。

by naomemo | 2010-01-19 18:30

c0112103_10394550.jpg


たかがTVドラマの内容が原因で、比較的友好な関係にあったトルコとイスラエル両国が喧嘩するなんて、まるで子供みたいだなあと思いながら、朝のBSニュースを見ていた。でも、子供の喧嘩とは、やはり違うんだね。

たまたま一昨日から読み始めた「『渋滞』の先頭は何をしているのか?」という本に、「メタ安定の崩壊」という言葉が出てきた。その箇所を読んでいて、あ、そーか、トルコとイスラエルはすでに「メタ安定の状態」にあって、それが崩壊したということんだなあ、と思ったわけ。

説明が必要だね。メタ安定とは、「例えば時速100kmぐらいで車間距離が30m程度で走っているような」状態で、「運転手にとって高い緊張が続いている」状態。別の言い方をすれば、いつ渋滞になってもおかしくない密度まで「車間距離を詰めて高速で走っている」状態のこと。この状態では、たった一台がちょっとブレーキを踏むだけで、自然渋滞に発展しうるということだ。あるいは、このメタ安定の状態で、傾斜が1度とか2度といった運転手も気づかない程度の上り坂に差し掛かっただけで、容易に自然渋滞になるのだという。

つまり、トルコとイスラエル両国間には、すでにそれだけ過緊張の状態にあったということになる。ニュースによれば、昨年からのイスラエルによるガザ地区爆撃あたりから、関係は悪化していたということだ。でも、どうも、それだけでもないような気もするんだなあ。

トルコは、以前からEU加盟を希望している国として知られている。社会の体制もイスラム圏のなかでは自由化が進んだ国でもある。ところが911テロが発生して以来、EU内で嫌イスラム気分が高まり、トルコ移民がきわめて多いドイツでは排斥運動にまで高まりそう。つまり、トルコはEUからも距離を置かれ、さりとてイスラム圏に容易に回帰するわけにも行かないってことで、国全体に、相当な欲求不満というかストレスが溜まっていても不思議じゃない。そういう面でもトルコ自身「メタ安定の状態」にあったのかも。そんな感想を持ちました。

昨年見逃した映画に、「そして私たちは愛に帰る」というトルコ映画があるんだけど、そのあたりのことも取り上げられているらしい。先日wowow録画したので、週末にでも観てみようと思っている。

by naomemo | 2010-01-15 08:45 | いまを読むノート

c0112103_9434535.jpg


今朝のTVニュースで知ったんだけど、マジャール人の国家ハンガリー共和国で、古代文字がブームになっているとか。

古代文字といっても、それは「ロヴァーシュ文字」というもので、紀元1000年以前にマジャール人が用いていたアルファベットなんだとか。EU統合が進むに連れて、公立の小学校でも選択授業の科目に入ってきたという。時代の変遷とともに薄れかけていた自分たちの固有の文化やルーツに対する意識が、EU統合後になって蘇って来るっていうのは、いかにもありそうで面白い。

マジャール人は、ハンガリーだけでなく、ハンガリー周辺諸国のルーマニア、クロアチア、セルビアなどにも少数民族として暮らしているようだけど、人種的にはアジア系とみられる。言語的にも、ハンガリー語(マジャール語)はウラル語族だから、ヨーロッパの大半の国がインド・ヨーロッパ語族であるのとは根本的な違いがある。そもそもハンガリーは、EU内では異質なところがあったわけだから、こういうブームが起きるのは自然の成行きかも知れないね。

マジャールつながりでもうひとつ。ヨハン・シュトラウスの作品に「マジャール(ハンガリー)万歳」という曲があり、ニューイヤー・コンサートでもよく演奏される。ウィーンはハンガリーに隣接するような位置にあるので、昔からつながりは深いのだろう。ハンガリーで生涯の大半を過ごしたハイドンの音楽にはマジャール人の音楽が色濃く反映しているだろうし、シューベルトやらブラームスやらハンガリーやルーマニアの舞曲をこよなく愛した音楽家も多い。

日本でもウィーンやハンガリーの音楽は人気が高いけれど、マジャール人たちの音楽のメロディやリズムに、おなじアジア系の日本人の魂が深いところで共振しているのかも知れない。

今日はずいぶんヘンな話になってしまったが、ま、いいか。


画像出典:ウィキペディア「ロヴァーシュ文字」

by naomemo | 2010-01-12 09:05 | いまを読むノート



c0112103_8431692.jpg

昨年末、連れ合いと娘が「のだめ」を観に行って来るといって二人で出かけた。ドラマシリーズより使用曲数も多く、けっこう楽しめたそうな。最終章前半と銘打っているので、しばらくしたら後半が公開されるのだろう。洋画人気凋落を尻目に、このラブコメはドラマ人気そのままに好調で、予想通り満席だったという。

その「のだめ」のテーマ曲になっているのが、ベートーヴェンの「交響曲第7番」なんである。第7番には、英雄とか運命とか田園のような表題がついてないので、けっして人気のある曲ではなかったと思うけど、「のだめ」のおかげで日本ではけっこうブレイクしてるんじゃないかな。

そんなこともあって、こちらも昨年末から久しぶりにベートーヴェンの音楽を聴いている。ベートーヴェンって、「ガンバレ、ガンバレ」と背中を押してくるようなところがあって、なんとなくうざったく感じてて、正直これまであまり好んでは聴いてこなかったんだけど、ちょっと気分が変わってきた。今年はあらためて聴き直してみようかな、と。他力本願みたいだけど、音楽に背中を押されるってのも悪くないかも、と。

そういえば、ベートーヴェンって、高度経済成長期にはずいぶん人気があったような気がする。いまでも年末になると各地で「第9」が演奏されるが、合唱でみんなが参加できるという楽しみがあるにせよ、やはりその時代の名残りに違いないだろう。いつの頃からか、モーツァルトやらシューベルトやらに人気が移っていったように思う。転換期は80年代だろうか、「上昇志向」というトレンドがピークを迎える頃に、「癒し」という次の時代のトレンドが準備されていたんじゃないだろうか。なーんて、これはあくまでも実感で、当てずっぽうで書いている。実際にレコードやCDの売上げ推移データがどうなっているのか、知ってる人があれば、教えてもらいたいものだ。

ということで、今週の一枚は、ベートーヴェンの「交響曲第7番」である。指揮アーノンクール、演奏ヨーロッパ室内管弦楽団。以前からこのチームの演奏は気に入っていて、モーツァルトの後期交響曲も、もっぱらこのチームの演奏で聴いている。特徴といえるかどうか分からないが、アーノンクールには、管楽器を比較的よく鳴らす傾向があるように感じる。年末に自宅近くの山野楽器で購入し、iPodに入れて電車のなかで聴いている。なかなかいいっすよ。

by naomemo | 2010-01-08 08:36

はじめての金読本



c0112103_10551172.gif

もうひとつ、新しくブログを始めようと思い立ちました。タイトルはまだ決めていませんが、いまのところ「はじめての金読本」というのが有力候補です。つまり、そのブログは、金(ゴールド)に的を絞ったものになるということですね。

理由は、これだけ金に注目が集まっているのにもかかわらず、金のことは余り知られていないからです。この先、金関係のニュースが増えるにしたがって、甘い誘惑に乗ってヤケドする人や、金取引をエサにした詐欺行為も出てくるでしょう。でも、金や金取引の基礎知識があれば、少しは対抗できるかも知れません。

理由はもうひとつあります。長いこと金のPR業務に携わってきたので、そろそろ自分なりに少しまとめてみようという気になりました。どうせだから、ブログに仕立てて、「金投資」なんてものと、ほとんど無縁に暮らしていらっしゃる人たちへ、ささやかな知識のお裾分けをしようかな、と。

ただし、そこで扱う内容は、あくまでも金と金取引の基本についてです。必要と思われるデータは定期的に提供する予定ですが、相場動向の論評などは私の任ではありません。そちらは、専門家である豊島逸夫氏亀井幸一郎氏の著作、ブログをご覧いただいた方が良いでしょう。

スタートは今月中を予定しています。が、イラストを提供してくれるという奇特な友人がいまして、彼のスケジュールもあるので、固まったらあらためてお知らせします。では。

(追記)
はじめての金読本、公開しました。こちらからどうぞ。

by naomemo | 2010-01-06 09:10


謹賀新年。あけましておめでとうございます。今日から仕事に復帰です。

昨年は年末に名古屋でとんでもない目に遭いました。名古屋に入った31日のお昼に、3日分の着替えとパソコンが入ったバッグを強奪されました。現金やらカードやらは小さなショルダーに入れていたので大丈夫だったけど、それでもショックでかい。

いちばん大きいのは、年明け早々に始めようと準備しておいた仕事一式が、パソコンと共に消失してしまったこと。ま、もう一度、一から作ればいいことだけれど、それにしてもショック。世知辛い世の中になってきたなあ。

でもね、警察によれば「金目のものが入ってなければ出てくる可能性がある」とのことで、1日に、老いた親元での新年会を終えて、夕方に東京へ戻り、パソコンの製造番号を警察に連絡したという次第。

仕方ないから、「禍福は糾える縄の如し」と考えて、年末に厄落としが出来たので、今年は良い年になるだろうと思うことにします。あとは、バッグが出てくることを祈るのみ。

今年のスローガンは、「上を向いて、ゆっくり歩こう」です。

by naomemo | 2010-01-04 08:21