時間を分散するのが基本です


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はじめての金読本、移植第12弾です。2010年04月09日に公開した原稿に手を入れたものです。金と付き合うための指針、第四弾です。

いまさら云うまでもありませんが、金価格は日々変動しています。価格水準が上がると、その振幅は上へ下へと大きくなりがちです。そんな大きな価格変動に遭遇しても、冷静にいられれば良いのですが、なかなか達観できるものではありません。

いま買わなくちゃと、焦って大枚を叩いたりすると、結果的に読みが勝ってOKの場合もあるでしょうが、ときに思わぬ高値をつかむことだってあります。短期の値動きに目を奪われがちな人は、いま買わなくちゃ、いま売らなくちゃ、なんて気持ちになりがちですが、なにも焦ることはありません。

できるだけ大きな流れを見るようにして、時期を細かく分散して買っていけば良いのです。そのうち自分なりのタイミングがつかめるようになります。

保有している金地金や金貨を売却する場合も同様です。金は、困らない限り、バブル化しない限り、保有し続けるのが基本ですが、必要になることもあるでしょうから覚えておいてください。

なお、金価格も、時折、まるでアクロバット飛行中のジェット機のようにグングン上昇していく局面があります。でも、急騰する相場は、早晩、急落するのが常ですから、そういう場面で金を買うことは手控えた方がいいでしょう。

金はあくまでも長期資産と考えて、焦らずゆっくり落ちついて付き合っていきましょう。世の中、焦って良いことなんて、ありませんから。


イラスト:三井孝弘さん



by naomemo | 2015-05-01 13:28 | →はじめての金読本