廃墟ブーム




昨日NHKの「新日本風土記」を見ていたら、その回はたまたま「廃墟」の特集だった。出かける支度をしながらのチラ見だったのだけれど、長崎の軍艦島、ダムに沈んだ川原湯温泉街、化女沼レジャーランドなどが映し出されていた。ナレーションも聞くともなく聞いていた。

日本では二十年ほど前から廃墟ブームがゆるやかに続いているのだ。バブルが崩壊してからなのだろう、たぶん。どういうことなんだろう。youtubeに上がっている上の映像を見ながらあれこれ思い巡らせてみた。

かつて栄えた地の廃墟を巡る人たちは、そこに何を見ているのだろう。

唐突に、ひょっとしたら「日本の過去」ではなく「日本の未来」を見ているのではないか、という思いが押し寄せて来た。とうに峠を越えたという現実を見つめているのかも知れない。

それにしても、化女沼レジャーランドの社長が、まだ倒産はしていない、往時の栄華をもう一度と思っている姿は、少し悲しい気分で見つめる他なかった。なぜか「バグダットカフェ」がもう一度見たくなったので、youtubeから字幕版のタイトルバックをシェア。Calling Youが胸に沁みる。



by naomemo | 2015-02-05 13:53 | いまを読むノート