哀しい映画だった


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昨年の311以来、長く休んでいた映画館通いに、ようやく本格復帰できたかなという感じ。きっと長い休みの反動なんだろうね、いまはのところ週一回のペースで足を運んでいる。そのうちに落ち着いて、以前にように月2本程度のペースに戻るだろうけれど。

さて、イニャリトウ監督、バルデム主演の「ビューティフル」の後、「サラの鍵」、「大鹿村騒動記」と立て続けに観た。どちらが面白かったかといえば、圧倒的に「大鹿村騒動記」だったんだけど、今日のところは「サラの鍵」についてのメモを少しだけ。

この作品、第二次大戦時のフランス政府によるユダヤ狩り、という史実をベースにしたドラマ。ナチじゃなく、フランス政府によるユダヤ狩り。じつに心の痛むストーリー。だけど、正直、映画としては設定に少し無理があるなあと思いつつ、最後まで観た。

それにしても、ちかごろユダヤ問題をテーマにした作品が増えて来た。

ひょっとしたら、欧州に、反ユダヤ感情が静かに頭をもたげつつあるのかも知れない。そして、そうした徴候を敏感に察知している映画人たちが、その成行きに危惧を抱いているのかも知れない。そんな気持ちが離れなかった。

by naomemo | 2012-02-17 17:46 | シネマパラダイス