大山詣り、ならぬ大山歩き


昨日、テニス仲間と一緒に、前から行ってみようと思っていた丹沢の大山に出かけてきた。行きは追分から下社までケーブルカーを使い、下社からは、西側のかごや道をてくてく登って、表参道分岐を経て大山山頂へ。そこでゆっくり弁当を食べて、お詣り。下山は山頂から東側の不動尻分岐を経て雷ノ峰尾根を通って見晴台へ、そして二重滝を経て下社まで戻るというルート。下社からはふたたびケーブルカーを使って追分へ、というパターンである。

男女混成10名で休み休み歩いているから、じつにのんびりとしたペース。それでも、翌朝、つまり今朝はふくらはぎが張って筋肉痛に。筋肉をほぐすべく、お昼にゆっくり1時間ほど走ったみたけれど、まだ痛みは抜けてない。ま、心地いい痛みなんだけどね。それに山の空気をしっかり呼吸してリフレッシュしたしね。

山中で撮った写真をいくつかメモ代わりに残しておこう。こちらは登りのケーブルカーの車中からの一枚。不動前の駅で下りのケーブルカーを撮ったもの。
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下社の横にあった小さな鳥居。天満宮と書かれてるのが見えるね。
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丹沢山系。遠くの方に雲間から富士山が見えたり隠れたり。山歩きにはもってこいの上天気だった。
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山頂奥の院の、これは右側の狛犬かな?大天狗、小天狗って彫ってあるね。
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下山途中の見晴台に案内標識。こちらのルートは、山頂から下社まで3.65kmなんだ。途中休憩を入れているとはいえ、この倍くらい歩いたような気分だったんだけどね。
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見晴台近くにクマ出没注意の看板があった。雷ノ峰尾根には、数カ所に渡って路の両サイドに長く網のフェンスが張ってあったけど、そういうことなのか?
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こちらは、二重滝近くにあった、クマ看板。大山にはクマが出るんだな、と。そういえば、クマよけの鈴を付けて歩いてた人がいたっけ。
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そしてこちらは、二重滝のところにあった社前に鎮座する龍。大きな口を開けて、何が言いたい?
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二重滝の名前の由来は、上の方で二本に分かれてるから、そう名付けられたってことみたいだね。
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ところで、こうして写真を一枚一枚確認していて、あっ!と気づいたことがある。落語の演目に、「大山詣り」というのがある。僕は志ん朝で何度も聞いているんだけど、この噺、毎年、宿の宴会で酔っ払って喧嘩を売っては、同行の長屋の連中に迷惑をかける男が主人公。そして、その男の名前は「熊」と言うんですよ。噺のなかでは、熊公とか熊さんとか呼ばれているけれどね。

落語に熊さんはよく出て来るけど、「大山詣り」に登場する熊さんは、ちょっと違うかもって思い始めている。何が言いたいかというと、江戸時代の大山では熊がよく出没して、参詣客に被害に与えていたのかも知れないねえということなんだよね。熊被害の話は江戸市中でよく知られていて、大山詣りでは熊に気をつけなくちゃならんぞ、などと言われていたのかも知れない。そんな風に想像してみると、こちらの熊さんは山の神の化身かも知れないと思えてくるから不思議だ。ただ、神といっても荒ぶる神に違いないんだけどさ、もちろん。

最後は最寄り駅に戻って、みんなで中華料理を食べて、気持ちよく酔っぱらって解散したのでした。荒ぶる熊になったものはいなかった。めでたし、めでたし。大勢で山を歩くのも、楽しいね。これから時々やろうかな。

by naomemo | 2010-11-07 19:15 | 音楽から落語まで