人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いよいよ英国にもシャッター通りが。


80年代に、「規制緩和=自由化」を旗印に、英国経済は蘇った。国の方針として、金融と不動産に産業を特化することで、突破口を切り開いたと聞く。鉄の女サッチャー首相の時代だ。ちなみに当時の米国大統領はロナルド・レーガン。そして日本の首相は中曽根康弘。あくまでも結果論だけど、この時代にバブルの種がバラまかれたことになる。なぜ日本だけが早々と落ちこぼれたのか、それは分からない。いまもって謎だ。でも、早く潰れて良かったんじゃないかと思う、いまとなってみれば。

その英国も、今回の世界的な金融・不動産バブルの崩壊を受けて、大きなダメージを受けているようだ。なにしろ、英国の2大産業が、もろにバブル崩壊の憂き目を見ているわけだから当然だろう。そして、ついに、英国の地方都市に「シャッター通り」現象がお目見えしているんだとか。日本が歩んだ道を、英国も歩み始めている。バブル期が長かった分だけ、日本より、さらにキツいことになるだろうけどね。

おそらく米国も早晩そうなるだろう。もちろん欧州の避暑地とも言われるスペインもそうなるだろう。これから同時多発的に見られるようになるだろうから、まだまだ当分、景気は良くならない、と言わざるを得ないだろうなあ。キッツイけど、自分たちの蒔いた種なんだから仕方ない。

夜明けはまだ来ない。いや、ここからは経済の話じゃない。今朝も4時から1時間走って自宅に戻ったけど、まだ夜の帳は降りていた。走っている時に日の出を拝めなくなるのは、ちと寂しいけど、仕方ないな。

タートル・マラソン@荒川デビューまであと37日。そろそろ休日にハーフを走ろうかと思っている。


by naomemo | 2010-09-10 08:23