自らを開くウィーンフィル


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今朝の日経終面の文化欄で知ったのだけど、あの保守的なウィーンフィルのコンサートマスターに女性が就任した。その名をアルベナ・ダナイローヴァという。「私は2008年5月、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のオーディションに合格し、当初からコンサートマスターとして入団した」とあるから、ウィーンフィルのコンサートマスター、いやコンサートミストレス就任は規定の路線だったようだ。新しい生命というか息吹を取り込む必要性を考えてのことでしょう。

ウィーンといえば、苛烈な禁煙運動のあおりで、店仕舞を余儀なくされている老舗のカフェもあるという。リーマンショック、ソブリンリスクの拡大で、受難の続く欧州ゆえ、どちらかといえば保守化傾向が強く出てくるかと思っていたけれど、ウィーンフィルは自らを開いていく方向に活路を求めたということになるね。昔からウィーンフィルの音が好きな僕としても、どう変わっていくのか気になるところ。

将来、あの決断は英断だったと言われるようになってもらいたいと思う。

by naomemo | 2010-06-22 09:03 | 音楽から落語まで