ヤン・イクチュンという男

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しばらく映画館から足が遠のいていた。最後に観たのは「月に囚われた男」だったか「フローズン・リバー」だったか。スケジューラーを確認したら、なんと二ヶ月も空いてたんで自分でびっくり。きっと、「これ、観たい」と思える作品がなかったってことだろうな。

渋谷の映画館で予告編を観た韓国映画「息もできない」は、なんとなく気になっていた。なんとなく、だから、やっぱり見逃した。でも、新百合ケ丘のアルテリオにやって来たので、土曜日に足を運んだ。

暴力でしか自分を表現できないことへの苛立ち、その凶暴性が家族の血のなかにあることへの悲しみが、ヤン・イクチュンの身体から生々しく匂いたっていた。奇妙な云い方かも知れないが、懐かしのようなものを覚えた。この男、製作、脚本、監督、主演の四役をこなしている。ちょっと注目だね。



by naomemo | 2010-05-24 08:28