ベトナムの金取引所閉鎖の記事


久しぶりに金の話。以前よりベトナムで金人気が沸騰していたことは知られていたが、昨日の日経によれば、そのベトナム政府がついに金取引所を閉鎖したということだ。かの国は過去に何度も激しいインフレに見舞われ、それゆえ自国通貨ドンの人気が薄かった。インフレ率がとにかく高いため、住宅価格までが、自国通貨ドンでの表示じゃなく、金の重量で表示されている地域もあったほど。驚いちゃうかも知れないけど、ほんとの話なのだ。

日経の記事は、外貨準備の少ないベトナムのような新興国では、今後こうした事態が続くのではないかというニュアンスで結んでいるが、たしかにありうることかも知れないね。取引所を閉鎖したからといって、金人気が鎮まるわけもないだろうに。これから、新興国における金人気の動向に、要注目かもね。ひょっとすると新興国だけじゃ済まない知れないけれど。

元祖基軸通貨としての金は、これからどうなっていくのか。これまで世界は、「自由化」「規制緩和」を合言葉に成長してきたけれど、世界バブル崩壊で流れが変わりつつあり、「規制強化」へ戻りつつあるようにも見える。そもそも規制緩和の流れは、「金の自由化」から始まったことでもあるので、ベトナムの金取引所閉鎖の記事は、とても気になりました。

by naomemo | 2010-03-31 08:47 | ノン・カテゴリー