ますます磨きのかかった古今亭菊六

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今日は夕方から築地のパレットクラブへ。楽しみにしていた古今亭菊六の高座へ足を運んだのだった。ここでの菊六落語会は、年に四回の開催。すでに十一回目を数えるが、わたしは昨年一月の第七回から参加している。

今回は、「長屋の花見」と「井戸の茶碗」の二席。花見ではたっぷり笑わせくれたし、茶碗ではしっとりした気分にさせてくれた。この組み合わせ、なかなか良かったね。どちらも堪能させてもらった。

彼の落語は、その間の良さもさることながら、口調と表情と仕草で人物をしっかり描き分ける独自の芸風。とくにその表情づくりについては、類を見ない。誰も太刀打ちできないんじゃないかな。

そしてもうひとつ。小気味のいいテンポでポンポンポーンと噺を運びながら、視線をサッと移すだけで場面をパッと転換してみせる技は、まるで名人の手品を見せられているようだ。志ん朝のレベルに一歩一歩近づきつつあるね。

一緒に楽しんだ友人は、先代の桂文楽の落語をこよなく愛しているのだが、「文楽の再来だね」なんて言っていた。菊六さん、素晴らしい落語を、ごちそうさまでした。

さて、明日は久しぶりのゴルフ。ちと寒そうなのが気になるけど、遠足を前にした子供の気分なのだ。そろそろ寝なくちゃ。では、おやすみなさい。

画像出典:
http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Performers/Details/e5b0b222-71f5-4cb4-954f-35a8570470f6

by naomemo | 2010-03-06 23:22 | 音楽から落語まで