WORLD CLASSICS@CINEMA


新しい試みが始まってる。昨年、UKオペラ@シネマと銘打った企画が展開していたらしい。英国のロイヤルオペラなどで上演されたオペラのライブ映像が、ソニーの仕切りで各地の映画館に配給されていたそうだ。聞いたことがあったような、なかったような…。これまでクラシカルの分野では器楽曲ばかり聴いてきて、ほとんどオペラには縁がなかったんだけど、そろそろいいかもと思い始めていた矢先に、あらま、びっくり、である。これ、僕みたいなオペラ入門希望者にはぴったりかも。

おそらく、昨年の「UKオペラ@シネマ」が好評だったんだろうね、今年はその名も「WORLD CLASSICS@CINEMA」へ脱皮して、中身も充実、規模もぐっと拡大している模様だ。「映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行」となっている。折をみて、観てみようと思う。

正直、この手の企画、以前なら「そんなアホなことを」と思ったに違いない。ライブはライブ、複製は複製でしょ、と。けれど昨年マイケルの「this is it」を映画館で観て、なるほど、こういうカタチもありなんだなと実感しちゃったのだ。実際、映画館に足を運んで、世の中、映画ファンより音楽ファンの方が圧倒的に多いこともあらためて痛感したしね。今では「それ、ありだよ」って思う。

それに映画館はすでに供給過剰の状態にあって、いつ整理淘汰が始まっても不思議じゃない。ハコばかり作って来たからだよと非難したい気もするけど、そんなヒマがあったら、出来てるハコを再利用というか有効利用する方が正しき道じゃなかろうか。いや、正しいかどうかは分からない。三歩ゆずって、いまどきの考え方、かな。それと、さっきの「this is it」に話に戻るけど、当の本人マイケルが亡くなって、もう永遠にステージが観られないからという理由があるにせよ、20回、30回と映画館に通いつめたファンも多いのだよね。ここには大きなヒントがあると思うんだよね。

いろいろ考え合わせると、映画館での音楽ライブ映像の放映は、なにもクラシカル分野に限る必要はないし、ポップやロックに間口を広げたら面白いんじゃないのかな、と。演劇まで広げたっていいしね。音響設備の良いところをチョイスして手軽な料金で展開したら、もちろん演し物次第だけど、そそそこ盛り上がるんじゃないのかな。ただ悪ノリすると飽きられるから要注意だけどね。

こういうの、ソニーピクチャーズとソニーミュージックあたりが連携して展開すれば成立するような気がするけどな。あるいは、wowowあたりがやってくれてもいいんだけどさ。どうでしょうね。

by naomemo | 2010-02-10 08:25 | シネマパラダイス