豆まきか、太まきか、芝浜か。

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今年の旧正月は2月14日とか。新月のこの日を境に月が満ちて行くわけだ。けれど、旧暦では立春の日を元日とみなすから、その前日にあたる今日2月3日は大晦日ということになる。いまでもこの日に神棚のお札を交換するところがあるという。ま、こちらが本来なのかも知れないけどね。

旧暦の大晦日は節分にあたり、昔から「豆まき」なんてことをする。一年のお終いに、まるで煤払いのようにオニはそと、フクはうち、などといいながら、歳の数だけ豆を食べる。我が家にも数日前から豆が用意されている。でも最近では「太まき」がブームのようで。節分の日に「福を巻き込んだ」太まきを、その年に決められた縁起のいい方角(恵方)を向いて、無言で一本丸かじりすると、福があるんだとか。関西っぽい風習だよね。ちなみに今年の恵方は西南西だという。

今晩は、豆まきを楽しむか、太まきを丸かじりするか。

ついでに、この季節にふさわしい落語をひとつ。「芝浜」という歌舞伎にもなっている定番のネタがある。この噺、年の瀬の出来事と、それから3年が経過した大晦日の出来事が対比されて描かれていることから、年末に高座にかかることが多い。でもね、そもそもこの噺の舞台は江戸時代、大晦日とはいっても旧暦のこと。つまり、一年でいちばん寒い今頃の時節の噺なんだよね。こんなことを頭に入れて聴くのと聴かないのとでは、ちょっと印象が違うかもね。

by naomemo | 2010-02-03 08:20 | 音楽から落語まで