2009年 11月 27日
今週の一枚:C.ウィリアムソン・トリオ「クレオパトラの夢」
以前、ちょっとだけ取り上げたことがあるけれど、知人に月間500キロほど走っている強者がいます。その彼が、昨夕、会食の前に皇居一周ランを終えてお風呂屋さんに向かう際、横断歩道を渡っていて、左折する車に飛ばされたらしい。
幸い大事にはいたらなかったそうですが、冬は陽の落ちるのも早いし、気をつけてくださいね。最近は、横断歩道だから歩行者優先なんて思っていると、とんでもないことになりかねません。横断歩道手前で立ち止まっていても、まったく止まる気配さえ見えない車が増えてきました。無視しているのか、見ていないのか、あるいは見えているのに見えていないのか。
交通ルール無視でいえば、先日、車を運転してて交差点を左折しようとしたら、前方対向車線の車がいきなり右折で突っ込んできました。あやうく接触するところでした。右折左折での左方車優先というルールなど、まったく無視です。ルールなんてどうでもいいのか、相手を見る余裕がないのか、自分のことが最優先になっているのか。最近、こういうことが多いのが気になる。最低限のルールとかマナーが守られなくなるっていうのは、ちょっとヤバイ兆候じゃなかろうか。
さて、ドバイ・ワールドやら、ドル安円高やら、二番底懸念やら、いろいろ気になることはあるけれど、横において、遅ればせながら「今週の一枚」であります。
じつは、今日はシューベルトの交響曲を取り上げようと思っていたのだけれど、気が変わりました。たまにはジャズを取り上げてみようかな、と。クロード・ウィリアムソン・トリオの「クレオパトラの夢」。このアルバムには、表題作のCleopatra's DreamやSo Whatなどの名曲も収録されていますが、僕が電車の中で繰り返し聴いているのは、Sonoraという曲。なんとも甘くて、せつなくて、ユルユルにほどけちゃいます。いつまでも聴いていたくなるから困っちゃうんだけど。
プレーヤーは、クロード・ウィリアムソン(P)、サム・ジョーンズ(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。彼らの演奏を聴いていると、ジャズの生命線はスイングにあるんだよなって、あらためて思ったりしますね。
by naomemo
| 2009-11-27 08:28